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土質試験品質確保機構

土質試験品質確保機構

 

土質試験品質確保機構

近年、地盤に関するトラブル事例が多く発生しており、社会資本整備を適切に設計・施行するためには基本となる地盤調査が非常に重要となることが再認識されつつある。

特に、地盤解析業務の基礎情報となる土質試験結果は、原位置の地盤状況をできる限り室内で正確に再現することが求められ、土質試験に携わる技術者には、高い試験技術と技術者倫理が要求される。

このような状況を踏まえ、ジオ・ラボネットワークでは、一般社団法人全国地質調査業協会連合会の指導を受けて『土質試験品質確保機構』を2016年度に設立した。

本機構の目的は、土質試験に関する情報の収集及び提供に加え、日本の土の特性を理解し、そこでの土に対峙して土木工事を実施する時に、どのようなことが問題となり得るかを予測できる高度な技術見識とその問題を解決するために必要な土質試験を発注者や地盤技術者に的確に提案できる土質試験技術者に『土質試験管理者』を付与することである。

また、土質試験結果の品質確保とともに、土の持っている多くの特性を熟知し、常に適切に土質試験を行う力を持った技術者を育成し、その技術や豊富な知識を次世代に繋いでいく活動を継続することにより、よって土質試験技術者の地位向上に寄与していくことである。


 

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